2015年1月1日木曜日

スイス・ロマンド管弦楽団/ アルゲリッチを回想する

 人見講堂 1987.11.09

指揮者:アルミンジョルダン

ピアノ 演奏者:アルゲリッチ

作曲:ラヴェル

演題:
スペイン狂詩曲
ラ・ヴァルス
ボレロ
ピアノ協奏曲ト長調ピアノ

アルゲリッチ
1965年ショパン・コンクールで優勝したが、格別の驚愕をもって受け入れられた。彼女の荒れ狂う絶叫の音色、音量は話題性があった。ラヴェルは彼女の得意な作曲家であり、この日も艶のある演奏で、さすがアルゲリッチだナと思わせた。
アルゲリッチのモーツアルトは、録音でも聴いたことが無い。やや空虚に感じた。

スイス・ロマンドは、国内のフランス語圏であるスイス・ロマンド地区に常設の楽団をもうける趣旨で名ずけられたが、アンセルメの指導により発展し、財団組織を運営している。

ジョルダンは、スイスのルッエルンの生まれだ。私は1度だけ訪れたが風光明媚なこの街の空気を思い出さずに居られない。ここには音楽が自然発生していると思った。