2014年10月18日土曜日

Ⅲ。1980年代の追想
  1. 虚構の時代はまだ続いている。不安はよぎったが、楽感していた。
  2. やたら多い演奏会に辟易しつつ、心から聞きたい音楽会を選ぶ。2回(1986年、1989年)ウィーンで音楽を聴く。音楽が途切れると、肌が乾燥し、ザラザラする。やがて肌のみか心臓にまで到達する様に思える。
  3. 分衆の時代に入る。音楽の享受も多様化した。
  4. 母が死去。最後まで浄土真宗に生き、親鸞に殉じた生涯だった。                                                                         
音楽関係:                    
      80年  
        ジョン・レノン射殺さる                                            
        C.クライバー;ブラームス4番録音                                    
        ウィーン国立歌劇場初来日                                  
      81年    
        カール・リヒター没、                                            
        ミラノ・スカラ座初来日、                                     
      82年  
ムロ―バ;チャイコスキー・コンクールで優勝                              
        グレン・グールド没                                         
      83年     
        ホロヴィツ初来日                                      
      84年     
        内田光子;モーツアルト・ピアノソナタ全集発売                          
        「内田のモーツアルト」の批評確立、                                        
        マーラーブーム起こるイスラエルPO.来日、           
      86年     
        C.クライバーバイエルン国立歌劇場O.と来日                          
        サントリーホール開場                                         
、       アムステルダム・コンチェルトへボーO.来日                           
、       アルバンベルグQ.モーツアルト弦楽四重奏曲集完成                    
、       カラヤン&ベルリンPO.と最後の来日日                           、
        テンシュテット&ロンドンPO.来日                          
     88年    
        ミラノ・スカラ座来日                                           
        クライバー「ボェ―ム」を指揮                                      
        オーチャード・ホール開場                                 
     89年      
        サイトウ・キネンO.欧米演奏ツアー