2013年12月26日木曜日

アムステルダム・コンセルトヘボウ 藤沢市民会館 1986.9.23


指揮者:アシュケナージ
ピアノ:アシュケナージ
演題
ラヴェル:道化師の朝の歌
モーツアルト:ピアノ協奏曲17番K.453
ドヴォルザーク::ピアノ協奏曲第8番作品88

アシュケナージは1962年チャイコフスキー・コンクールで優勝以来、ピアニストとして活躍してきたが、最近では(1974年以来)指揮者での活動が目立つ。当日も指揮をしながらの演奏であった。かりやすくそして良く唄い、聴き手を楽しませる音楽をする。

アシュケナージ・ピアノ演奏会 
昭和女子大学人見記念講堂 1987.12.05

人見講堂入場券
出演:アシュケナージ
プログラム:不詳 
             
チケットは残っているし、人見講堂に行った記憶は残っているが、肝心の内容が判らない。
LPでアシュケナージのショパンのノクターン全集を聴き、そのテンポの良さと切れの良いピアニシモに酔っていた頃だ。晴れた冬の演奏会だったと思う。

アシュケナージ・ピアノ演奏会  広島郵便貯金会館  1987.12.12
出演:アシュケナージ
広島の入場券
演目:ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第21番ハ長調OP.53[ワルト  シュタイン」
ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調OP.57[情熱」
シューマン: 子供の情景OP.15
       ダヴィッド同盟舞曲集OP.6



所用で広島に行った。丁度アシュケナージの演奏会があることを知り、聴いた。

私は指揮者のアシュケナージよりも、ピアニストとしての彼が好きだ。繊細な彼のテクニックが冴えた。




スイスロマンド管弦楽団 東京文化会館 1968.6.24
アンセルメ
指揮者エルネスト・アンセルメ

演題
ベルリオーズ:幻想交響曲
ストラヴィンスキー:火の鳥
ラヴェル:ラ・ヴァルス


スイスロマンドとアンセルメの組み合わせは、たまらなく嬉しい。加えて最高の選曲”だ。
アンセルメは、スイスロマンドを一流のオケにした育ての親だ。得意はバレー音楽だが、そのリズム処理と色彩的音ずくりの上手さで右に出るものは無いと評される。
アンセルメは2度来日した。1964年と今回である。帰国した8ヶ月のち85歳、ゆかりのジュネーブで生涯を終えた。

女優アンリェット・スミスソンニ24歳のベルリオーズの情熱は燃え、灼熱の恋となり、書きあげたのが幻想交響曲である。
彼は曲の出版の時、次の解説を付けた。「激しい欲情と豊かな想像力をもつ若い音楽家が、その欲望を抑えきれず、アヘンを飲んで自殺をはかるが、深い昏睡状態に入り,怪奇な夢を見る。
その夢の中に彼の官能や心持や思い出は全て音楽的な想念となって表れ、彼の恋人は一つの旋律となっている。この愛人の旋律は彼が至る所で見、かつ聴く「固定観念」なのだ。」幻想交響曲はひとつの主題を中心に展開されこの主題がいろいろ姿を変えてつながる。

「火の鳥」はロシアの民話を音楽化したものだ。火の鳥の援助により、王女、王子はめでたく結ばれる。