2013年10月14日月曜日

ウィーン室内合奏団  茅ヶ崎市民文化会館  1986.10.29
出演
合奏団
クラリネット:ぺ―タ・シュミ―ドル
演目:
ハイドン   :デヴェルチメントニ長調
モーツアルト   :クラリネット五重奏曲イ長調OP.581
ベートーヴェン  七重奏曲変ホ長調OP.20

覚書
合奏団は7回目の来日である。ウィーンの室内楽の歴史と伝統を継承し、室内楽の醍醐味の極致をしめしてきた。ヴィオリン2名、ヴィオラ、チェロ、クラリネット、フルート各1名を基軸にして構成され、曲に応じてコントラバス、ホルン、ピアノを加えて演奏する。
デヴェルチメントは喜遊曲と言われ、王侯貴族の食事などで演奏する娯楽音楽だ。
モーツァルトは、クラリネットには早くから関心があった。この曲の持つ甘美な旋律は、当時多くの人を魅了していた歌手アルス・バルビとの関連があるということだ。
7重奏曲は、ベートーヴェンがウィーンで生活するための幕開けになり、代表作となった曲である。