出演:新日本フィルハーモニア交響樂団
ヴィオリン独奏:ヴィクトリア・ムロ―ヴァ
演題
ブラームス 交響曲第4番ホ短調 作品98
ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調OP.77
たまたま、小澤征爾氏の現在の奥様の隣席に座った。小澤征爾のブラームスに対する執念が伝わってくる名演だった。
ムロ―バは小沢・ボストンとの組み合わせでモントリオールのレコード大賞を得て、世に認められた。
ムローヴァ |
蛇足だが実は2012年の昨日、新日本フィルのブラームス4番を聴いた。聴いたと言っても2日後サントリーホールで演奏予定のリハーサルを聴いた。指揮者は若きウィーン出のクリスチャン・アルミングである。第1楽章の繰り返される主題の旋律のうつくしさに酔った。ブラームスの音の響きには、独特の哀愁が漂って、そして残響が残る。