伯爵夫人:フレミング |
作曲:リヒアルト・シュトラウス
指揮:アンドリュー・デーヴィス
主演:ルネ・フレミング
ばらの騎士の聴きどころは、なんといっても元元帥夫人のアリアである。フレミングは、高い技法で哀愁ある表現の声で会場を圧した。
他の配役者も、多彩でメトの層の厚い事に感嘆する。
配役:
伯爵夫人/ ルネ・フレミング
オクタビアン/スーザン・グラハム
モハメッド/ レミー・ロヴェッリ
オックス男爵/フランツ・ハヴァラ―タ
元帥夫人の執事/バーナード・フィッチ
オックス男爵:ハヴァラ―タ |
4年前パリでマノンを聴いたときその声量に驚いたが、今は貫録らしきものが見について大スターに見えた。
オクタビアンのスーザン・グラハムは当代一番のズボン役だ。見事の一言に尽きる。
私は、2006.6.17NHKホールで,指揮パトリック・サマーズによる
「ばらの騎士」を、ルネ・フレミングの主演で聴いた。最後の愁嘆と死の場面では、舞台劇とでも見られないようなフレミングの演技力に驚いた。パリ以来のファンとしての義理?を果たした。