2011年9月13日火曜日

ニコライ・ゲッダリサイタル 藤沢市民会館     1989.4.21
出演:ニコライ・ゲッダ(テナー)    
ニコライ・ゲッダ
白石隆生(ピアノ)
演題
グリーグ  沈黙の愛
君を愛す
白鳥

マスネ―  目を閉じると
グノ―   ナイチンゲールによす
おおきみは何処え
ビゼー   愚者の歌
スペインのセレナーデ
耳に残る君の歌声
ドニゼッティ 人知れぬ涙
ロッシーニ  赤ん坊の歌
ヴェルディ  星に
ジョルダーノ  愛さずにはいられぬこの想い
チャイコフスキー  舞踏会で
何処え行ってしまったのか、私の青春の黄金の            日々よ

覚書
ゲッダはスエ―デンが生んだ世界最高のテノール歌手でカラヤン、ベームなどの指揮者と共演したし、またマリア。カラスや」テヴァルディとも共演している。
素晴らしい美声の持ち主であリ、スーパースターといえる。

沈黙の愛は、ノーベル賞詩人ビヨルンソンの詩による。君を愛すと白鳥はアンデルセンより、はハイネからである。
マスネの目を閉じるとは、マノン・レスコからの題材で、甘く切ないアリアだ。
グノ―は、メランコリックな旋律で、楽しめる。
ビゼーは、すべてヴィクトル・ユーゴの詩を作曲したもの。人知れぬ涙は説明不必要の名曲だ。
赤ん坊の歌は、才気とユーモアに満ちた作品、のメロディは美しく、チャイコフスキーは、オペラ
「ネオーギン」から主人公の決闘を前にした絶唱である。