2014年11月26日水曜日

歌劇「さまよえるオランダ人」を観る

作曲:R.ワーグナー           1992.3.11

小沢征爾
指揮:小沢征爾

演奏:新日本フィルハーモニ交響楽団

演出にながわ幸雄

出演

オランダ人 ホセ・ファン・ダム
ダーラント  ハンス・ゾーテン
ゼンダ   エリザベス・コネル
エリック  若本明志
マリー   郡愛子


ワーグナーは、劇場の債務者からのがれるため、ロンドンまで船で脱出したことがあり、途中嵐に会い漂流した。その海の幻想的印象と船員たちから有名な「さまよえるオランダ人」の伝説を聴き、オペラへの構想を練った。

この伝説はハイネの小説でも取り上げられているが、ワグナー自身が台本を書いた。

物語は、「昔々、あるオランダ人が喜望峰で激しい嵐に会い、神を呪う言葉を吐いたため神の怒りをかい死ぬことを許されず永遠に七つの海を航海しつずける運命を負わされる。」
その呪いの船が幽霊船となり嵐の晩に出没する。というものだ。合計2時間30分のオペラである。