2013年10月13日日曜日

ウィーン弦楽四重奏団  藤沢市民会館  1974.10.24
演奏者

第1ヴィオリン:ウェルナー・ヒンク
第2ヴォオリン:ヘルムート・ブッフラ―
ヴィオラ:クラウス・バイシュタイナー
チェロ:ラインハルト・レップ
演題
モーツアルト 弦楽四重奏曲第17番{狩り} K.458
ハイドン    弦楽四重奏曲第77番OP76-3{皇帝}
ベトーヴェン 弦楽四重奏曲第7番OP59-1{ラズモスキ-1番}

素晴らしい演題。藤沢市には福永陽一郎・畑中良輔をはじめ有力音楽関係者が多く、かなりの演奏会が多く催されている。ウィーンの香りを伝えるこのカルテットが、ウィーン古典派の3作曲家をとりあげた。
ハイドンは、モーツアルトが最も影響を受けた師で、「ハイドンに捧げし弦楽四重奏」はモーツアルトの弦楽曲の中核をなしている。ベートーヴェンは、プライドの高い作曲家であったが、初期の作品はモーツアルトの影響を強くうけている。ベートーヴェンは、モーツアルトの天分を認めていて、彼の居間にはモーツアルトの肖像画が飾られていた。


ウィーン弦楽四重奏団 茅ヶ崎市民文化会館 1989。5.13
演奏者
第1ヴィオリン:ウェルナー・ヒンク
第2ヴィオリン:フーベルト・クロイザマ―
ヴィオラ:クラウス・バイシュタイナー
チェロ:フリッツ・ドレシャル
演題
ハイドン 弦楽四重奏曲第77番ハ長調OP.76-3「皇帝」
ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調OP.96「アメリカ」
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第9番ハ長調OP.59-3{ラズモフスキー第3番」

ハイドンの「皇帝」の第2楽章はオーストリアの国歌となった。
ドヴォルザークの『アメリカ』は、故郷チェコに対する郷愁を漂わせ、親しみやすい曲だ。チェコからの移民村で、新世界交響曲とともに作られた。
ベートーヴェンの{ラズモフスキー3番}は、壮大な曲で3曲中最も壮大な作である。
ウィーン弦楽四重奏団     藤沢市民会館   1974.10.20

モーツアルト  弦楽四重奏曲第17番 狩
ハイドン     皇帝OP76-3
ベートーベン  弦楽四重奏曲第7番 ラズモスキーOP59-1


ウィーン・コンチェルトハウスQ.を改名し後継している。伝統を受け継ぎ現在ふくよかな音色で聴衆を魅了する。


愛聴盤: 狩  ジュリアードQ.
          スメタナQ.LP
          アマデウスQ.LP
          アルバンベルグQ.
      皇帝 ウィーンコンチェルトハウスQ.LP
      ラズモスキー ブタペストQ.LP
               メロスQ.LP
               バリリ―Q.LP