指揮:ピエル・ブーレズ
ポリーニ |
演題:
シェーンベルグ:3ッのピアノ曲/6っのピアノ小品/5っのピアノ曲
ヴェーベルン:ピアノのための変奏曲
ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第2番
12音技法で知られるシェーンベルグだが70作品中ピアノ曲は5曲である。そうちの3曲だ。ポリーニは、高い知性と技法を駆使し現代音楽の拡大に尽くしている。
私は、1974年録音盤で、シェーンベルグのこの演奏会の3曲をポリーニがひいた物を所持しているが、彼は保守的革命家であって、彼の音楽は後期ロマン派の延長線にある様に思われる。音の響きから、ブラームスを想像することは容易であろう。