カーネギーホール
- たまたま旅行中で、ニューヨークにいた私はチケット得て、カーネギーホールに駆けつけた。ショパン弾きとして著名であつた彼の「ノクターン全集」を聴いていたので、親しみがあった。
- 1906年 ルービンシュタインは、このカーネギーホールで演奏し酷評を受けた。苦い思い出のよみがえるこのホールで74才の彼が行なった10回連続演奏の初日であった。
- 10.22までパリーで演奏し、多忙を極めるスケジュールだったが、「why do it? It is simple. I love to play piano.」と答えている。 (S.HUROKのthe return of rubinsteinより引用)
- 演題:
- ベートーヴェン 二長調ソナタ OP57 情熱
- ドビッシー 映像 第2集ペルガマスク組曲
- ショパン ノクターン27番 スケルツオ31番
- 74歳 堂々と し自信に満ちた演奏で技巧に円熟が感じられた。50年前の記憶は 確かではないが、聴いたという歓びは いまも鮮明である。
LP アシュケナージ 1971年
CD ポリーニ 1971年
LP リヒテル 1960年
CD グールド 1966年
LP スコダ CD ゲルバー 1988年
LP ホロヴィッツ 1972年
CD ギレリス 1985年