2015年1月12日月曜日

「ケルン放送管弦樂団・ベルティーニ指揮」を回想する

サントリーホール1990.11.21


作曲家:マーラー

交響曲第4番ト長調

交響曲第1番ニ長調「巨人」

第4番の最終章では、マーラーの愛した民衆詩集「子供の不思議な角笛」が挿入され、天国の喜びを唄って終わる。

「巨人」は、ジャン・パウルの大河小説「巨人」から名ずけられた。第一楽章はカッコウの鳴き声が聞こえる静かな序奏が彩りを添える。第2,3楽章でいくつかのメロディがきこえてくる。親しみの沸く曲だ。フィナーレは嵐のようにという激しい楽章で終わる。9番とともに良く演奏され、多くの指揮者が録音盤をリリースしている。

私も大好きな曲だ。第4番はBruno Walter指揮のウィーンフィル、第1番「巨人」は小澤征爾のボストン交響楽団1987版、Walter指揮のニューヨーク1954年版、Bernsteins指揮のアムステルダム・コンチェルトヘボー等が好きだ。