ザビネ・マイヤー |
演目:
ウェーバ 主題と変奏
ベルク 4つの小品 OP5
マルチーヌ ファガチマ
ドヴィッシ― ラブソディ第1
ウエーバ クラリネット協奏曲
ミヨ ストラムッシュ
カラヤンが男性集団であるベルリン・フィルに初めて女性演奏者ザビネ・マイヤーを加えようとしてベルフィルと対立し、全員投票で拒否され身を引いた。1983年のことである。
その話題にいささかの興味が沸き、この演奏を聞いた。1960年生まれのマイヤーは噂にたがわぬ美人で、眩いばかりの白い顔で現れた。
ふくよかな響きが美しく、旋律を歌わせて弾く。クラリネットがもつ哀愁も感じられた。私はモーツアルトのクラリネット協奏曲K.622が好きなので、この弾き手で聴きたいと思ったりした。
愛聴盤:K.622