2014年12月31日水曜日

ザビネ・マイヤークラリネット・演奏会 

東京文化会館小ホール 1985.4.8
ザビネ・マイヤー

演目:

ウェーバ   主題と変奏
 
 
ベルク     4つの小品  OP5
マルチーヌ  ファガチマ
ドヴィッシ―  ラブソディ第1
ウエーバ   クラリネット協奏曲
ミヨ       ストラムッシュ


カラヤンが男性集団であるベルリン・フィルに初めて女性演奏者ザビネ・マイヤーを加えようとしてベルフィルと対立し、全員投票で拒否され身を引いた。1983年のことである。
その話題にいささかの興味が沸き、この演奏を聞いた。1960年生まれのマイヤーは噂にたがわぬ美人で、眩いばかりの白い顔で現れた。
ふくよかな響きが美しく、旋律を歌わせて弾く。クラリネットがもつ哀愁も感じられた。私はモーツアルトのクラリネット協奏曲K.622が好きなので、この弾き手で聴きたいと思ったりした。

愛聴盤:K.622