指揮:ガリー・ベルティニ
マーラー |
演奏:ケルン放送交響楽団
合唱:ケルン放送合唱団
演題:
交響曲第4番
交響曲第1番「巨人」
第4番の初演はグロテスクだと非難された。第2楽章は悪魔のヴァイオリンといわれる。第3楽章は美しく平穏、第4楽章はソプラノ・ソロ「子供の不思議な角笛」でマーラーが愛した民謡から採り、白井光子が唄った。
「巨人」は、ジャン・パウルの小説「巨人」から採用した。カッコウの鳴き声が美しい第1楽章、「さすらう若人の歌」の入る第3楽章、そして大音響のフィナーレは、まことに気持ちがいい。
巨人の録音盤は誠に多い。指揮者別に、テンシュテット、バーンスタイン、ショルティ、クリュイタンス、小沢、ワルターが手元にあり聴く。