2015年1月4日日曜日

アルバンベルグ四重奏団公演会を回想する

サントリーホール1991.11.10

出演

アルバンベルグ
第一ヴィオリン:ギュンター・ピヒラ―

第二ヴィオリン:ゲルハルト・シュルツ

ヴィオラ:トマス・カクシュカ

チェロ:ヴァレンティン・エルベン

演題
モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番K.387

ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の話」

ブラームス:弦楽四重奏曲第2番作品51-2


室内楽のデスコグラフィから、アルバンベルグ四重奏団演奏分を除いたら、何が残るだろう。現在この四重奏団なしに室内楽は語れない。
結成されて20年を経た。そして1980年代からりりースされる。

彼らの演奏を聴き、息を継がさぬ鋭さに、まず驚いた思いがある。以来アルバンのファンとなっている。さりながら、生演奏を聴ける機会は少ない。最終で4人が揃って弦を振り上げる仕草には、快哉と叫びたい。

モーツァルト第14あ番はハイドンに捧げし弦楽四重奏曲の冒頭である。第1楽章が美しい。
「内緒の話」は、内容はラブレターの話であり、音楽の展開につれ、心の動きも解り易く、好きな曲である。日本の童謡にもおなじ唄がありますネ。

ブラームスの2番は、優しく温かい曲だ。ブラームスという作曲家は聴けば聴くほど味が出てくる作曲家だと思う。