2014年1月7日火曜日

メトロポリタン・オペラ<愛の妙薬>神奈川県民ホール1993.5.25
パヴァロッティ
作曲ドニゼッティ
指揮:エドアルド・ミューラー
演出:ジョン・コブリ―
配役
ジャンネッタ:ハイディ・グランド・マーフィ―
ネモリーノ:八チアーノ・パヴァロッティ
アディーナ:キャスリーン・バトル
ベルコ―レ:ジーノ・キリコ
ドゥルカマーラ:ポール・プリシュカ


にせの{恋を成就させる薬}を小道具に使った喜劇だ。無垢な村の若者役がパヴァロッティで、可憐で美しい村娘がキャサリン・バトルだ。若者はなんとか娘への求愛を成就させようと、愛の妙薬をえようとするが金が無い。金欲しさに軍隊に入る。若者の真の心を知った娘は若者の求愛を受けようと誓う。感動して唄う若者の「人知れぬ涙」、イタリアオペラ屈指の名曲である
パバロッティは、知性を捨てて村の若者らしい(ちょっと肥り気味だが)演技で、キャサリン・バトルの愛を得た。めでたし、めでたし。