2014年12月7日日曜日

カルメン        ウィーン 国立オペラ劇場       1961.10.15

作曲:ビゼー

プログラム
指揮:フォーレスター

出演:
カルメン:ミレ・グレース・バンブレイ
ドン・ホセ:ウィリアム・アルパイン               エスカミ―リョ:ジュリアン・ハス
ミカエラ:ベルキー

カルメンは、分り易い物語で、ドイツ語で唄われても意味を考えず、音楽の旋律や声量や演技に酔いしれる事が出来る。
中でも、「ハバネラ」や「闘牛士の歌」は幼少の頃から口ずさんだ好きなリズムである。
振り返ると、生涯で「カルメン」は数度鑑賞したが、この上演
が最初の「カルメン」であった。後でわかった事だが、主役カルメン役:グレース・バンブレイは黒人でオペラに主役として登場した歴史的経歴の持ち主であり、私はその初日を
鑑賞していた!


バイブレリは野卑なカルメンを上手く歌い上げた。彼女の気性は激しく、しかも哀調に富んでいる。
1961年は、24歳、デビューの歳である(此の度調べて判明)初の黒人歌手として話題の人であった。偶然の機会で、知らなかった。