2014年12月2日火曜日

ウィーン国立歌劇場 フィガロの結婚  1986.04.09 東京文化会館

第1幕
作曲 W.A.モーツァル

脚本ダ・ポンテ

指揮 エーリッヒ・ラインスドルフ

出演
伯爵 ヨルマ・ヒンニネン
伯爵夫人 グンドゥラ・ヤノヴッツ
スザンナ パトリシァ・ワイズ、バーバラ・                ヘンドリ ックス
フィガロ  アルベルト・リナルディ
マルチェリーナ マルガリータ・リロヴァ
ケルビーノ クララ・タカクス

管弦樂 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
合唱  ウィーン国立歌劇場合唱団

伯爵夫人のヤノヴィツ、スザンナのバーバラ・ヘンドリックスフィガロのリナルディは、フィガロの常連だと思う。リナルディは47歳とあって声量には衰えがあるが艶やかだ。


ダ・ボンテ
それにしてもフィガロの結婚は、どうして上演数が多いのだろう。下流階級の上流に対する反発場面の所為か?モーツァルトとポンテは、王政崩壊をもくろみ当時革命的とされ危険思想として見られていた戯曲フィガロを取り上げ作曲した。ヨゼフ2世は芝居では禁止したが、オペラでは許可したのである。
大衆は初演からアンコールが止まず熱狂し好評であった。懸念する貴族からの妨害で、「フィガロ・アンコール禁止令」なるものが発令されたと言う

愛聴盤:カール・ベーム指揮、ベルフィルLP.
エーリッヒ・クライバー指揮、ウィーン・ PO.