ケント・ナガノ |
指揮 ケント・ナガノ
演題 ブラームス: ドイツ・レクイエムOP.45
リーム: 記されたものの解説
出演:ソプラノ;ルート・ツィーザク
バリトン;シュテファン・ゲンツ
ベルリン放送合唱団
50年の歴史をもつベルリン放送交響楽団から、1993年ベルリン・ドイツ交響楽団に改称した。
有名指揮者達の後を継いで、ケント・ナガノは2001年から主席指揮者に就任し、ベルリンの巨匠達と肩をならべ、今や世界に知られる存在となっている。
ナガノが初めて知られるようになったのは、「アッシジの聖フランシスコ」の世界初演の際、メシアンが小沢征爾の助手として彼を指名した時であった。レコーディングも数多い。
「記されたものの解説」の意味は、ブラームスのレクイエムの音楽的な解説をリームが試みたということにある。
ナガノは、この二ッの曲を、一楽章毎に交互に演奏した。
リームの作品は歌詞が無く、言葉のない詩作で、静かで瞑想的であり、聴き手はブラームスの音楽をもう一度かみしめることになる。ケント・ナガノの狙いは見事に的中していた。
声楽ソリスト |
愛聴盤:ワルター指揮NY・PO.