演奏
ザビネ・マイヤー |
第2ヴィオリン/ライナー・シュミット
ヴィオラ/ヴェロニカ・ハーゲン
チェロ/クレメンス・ハーゲン
クラリネット/ザビネ・マイヤー
演題
モーツァルト
弦楽四重奏第15番「ハイドンセット第2番」
クラリネット五重奏曲K.581
弦楽四重奏曲第19番「不協和音」K.465
ハイドンの技法に感激したモーツァルトは、6曲の弦楽四重奏曲をハイドンに捧げた。いわゆる「ハイドンに捧げし弦楽四重奏曲」である。この第2番は唯一の短調作品で主題が悲劇的ある。ハイドンセットは、モーツァルトの室内楽の根幹であり、ききがいのある四重奏だ。
クラリネット五重奏は、第二楽章の歌が美しい。話題の美人ザビネ・マイヤーhは、ベルリン・フィル入団でカラヤンと楽団員の喧嘩をさせた人だ。結局女性禁断のベルフィルの掟に敗れたが、こうやって活躍している。1983年の初来日の時、この場所で演奏したのを聴いたが、容貌が少女から大人になり貫録さえ感じさせた。