人見記念講堂 1989.3.8
チャイコフスキー |
演奏:国立パリ管弦樂団
演題
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番k595
チャイコフスキー:交響曲第5番作品64
ピアノ協奏曲第27番は、死の11か月前に完成したモーツァルト最後のピアノ協奏曲だ。初演はモーツァルト自身が弾いた。管弦を従来より有効的に多用し、オーケストラとピアノの独奏部を融合させ、この作品を更に深いものにしている。
チャイコフスキーの5番は、民族主義的ロマン主義が強く表れている曲である。第一主題運命の動機が全体を通して変容しあらわれる。私はユージン・オーマンディ指揮のフィアデルフィ.(LP)盤が好きだ。