アンサンブル・ウィーン=ベルリン{九重奏}公演
サントリーホール1994.2.9
出演
ヴィオリン:ライナー・クスマウル
ファゴット:ミラント・トウルコヴィチ
コントラバス:アロイス・ボッシュ
クラリネット:カール・ライスター
チェロ:ゲオルグ・ファウスト
ヴィオラ:ヴォルフラム・クリスト
フルート:シュルツ
オーボエ:ハンスイエルク・シェレンベルガー
ホルン:ギュンター・へーグナー
演題
ルトスワフスキ:九重奏のための舞踏前奏曲
モーツァルト:アンダンテヘ長調K.616
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲OP9-1
ライヒヤ:イングリッシュホルンのためのアンダンテ変ホ長調
ラインべルガ―:九重奏曲変ホ長調
覚書
ウィーン・フィルとベルリン・フィルの首席奏者とソリストが参加して結成された夢の九重奏団である。一九九〇年以来二度目の来日である。メンバーの豪華な事は当然だが、クラリネットのライスターがいる、フルートのシュルツがいる、これに宮本文昭がいたら言うことは無い。
ウィーンとベルリンの見事な響きの融和によって、室内樂の繊細な情感を味わった。